2017/04/16 三崎
みさきまぐろ切符って知ってますか?
ってバイトの後輩ちゃんに言われて、みさきまぐろ切符というものを知った。
肉料理がメインのバイト先でも、空気を全く読むことなく好きな食べ物は寿司と言っていた甲斐があった…
さきさん、確かお寿司好きですよね?って教えてくれた後輩ちゃん、最高すぎる。気が利きすぎる。もっとシフト被りたい。
みさきまぐろ切符は、京急各駅から三崎までの往復切符と、三崎のバスフリー乗車券と、まぐろのお寿司とか海鮮丼とかの食事券と、レジャー(温泉、水族館、船、海産物お土産、とか)券のセットで、3000円くらいのお得すぎる切符
お得すぎてこのサービスやめないか心配になるぐらいの太っ腹加減
品川から京急に乗って三崎に向かいましたが、深い赤色の電車、かわいいフォルムの車体、平和すぎる景色(通り過ぎる家々いっぱい布団干してあった笑)、風、くるりの世界観そのものだ!ってなった。
行きの電車の時点でかなりの幸福感がありました。
三崎に着いたらバスに乗って三崎港へ
三崎港、のどかの極みだった。
カモメめっちゃ飛んでた。
トンビは人の食べ物狙っててちょっと怖かったけど。
港にいる人は誰も急いでなかった。
都会の忙しさを束の間でも忘れられるから、こういう場所に来ることには意味があると思いました。
晴天で海がキラキラで、海なし県民は非日常に感動しました。
海で感動できるから海なし県民でよかったのかもしれない
津波で死なないし
お昼に食べた海鮮丼は、まぐろだけじゃなく色んなお刺身が乗っている豪華なやつ
三崎港の超ちかくの鮮味楽さん
まぐろ分厚い。
赤身、中落ち、びんとろ、中とろ、漬け、まぐろのオールスターが集結してた。
たまにいくら(たまになのが良き)。
はまち(うますぎてニヤニヤした)。
イカ(包丁で細かく入れた切れ込みでさえ美しい)。
ふわふわで丁度よく酢の効いたごはん(重要、ごはんなめてる丼は総じて許せない)。
美味しかったです。
近所のヤオコーでお刺身買ってきて海鮮丼にしようってなっても、そんなに何種類もお刺身買えないし、何種類も入ってるパックの刺身は小さい。
そんな日々のもやもやが全て晴れました。
海鮮丼ありがとう。
お昼食べたあとはサイクリングしました。
晴天万歳だった!
風が気持ちよかった(橋渡って城ヶ島へ行くときは強風すぎてその時だけは風最高〜!とはならなかった、けど橋から見下ろす海が満点だったので良し。)
自転車を漕いで、自然とか建物とか空とか海とか船とか、景色が変わっていくのを純粋に楽しめたのはとっても久しぶりな気がしました。多幸感に満ち溢れた時間だった。
電動自転車初めて乗ったけど、スイスイで楽ちんだった。自分の中で文明が開花した。
でも慣れるまで発進するときの加速で毎度ヒヤッとする。
サイクリングでのどが渇いたので、三崎港に戻ってきて、ミサキドーナツさんでおやつタイムしました。
ミサキドーナツを見つけるのに少し苦戦して、路地裏をぐるぐるしてたときに出会った、干物を狙う野良猫かわいかった。
地元の小学生?もかわいかったな
ミサキドーナツの看板もかわいかったです。
わたしはくるみと蜂蜜のドーナツにしました。
ドーナツ、ふわっふわ
中のキャラメリゼされた胡桃はカリッカリ
一つ一つ丁寧に作っているのを感じました。
アイスコーヒーが沁みた。
お店の中は落ち着ける佇まいで、カルチャー誌が色々置いてあってよかった。
&premiumのお菓子特集の号ほしい
自転車を返却して、三崎港から三浦海岸へ移動しました。
三浦海岸は静かだった。
広くて、砂が白くて、穏やかだった。
たまに波がすこし大きくなるだけでビビってた…ださいたま…
お夕食は、三浦海岸駅の近くの紀川さんを予約してた。(海鮮丼に飽き足らず、寿司を食べないと帰れんわという思いから)
紀川さんの、地元の人達に愛されるお店の雰囲気が最高だった。
こういう雰囲気大好きだし、店ががんばって出せるもんじゃないよなあ〜
地元のお客さんが出してくれるものです。これからもあの雰囲気でいてほしい。
ホタルイカと野菜のサラダと、びんとろの握りと巻物と、漬けまぐろ丼と、お吸い物、を食べましたが、
ほぼ漬けまぐろ丼のことしか覚えてない。
まぐろが美しい綺麗って感情にはじめてなった…。
美しい切り方、筋の全くない赤いまぐろは透けてて、本当に綺麗 宝石 芸術
写真に収められない輝きでした。
こんな綺麗なまぐろ初めて見た。って何度も言ってた。
もちろん綺麗なだけじゃなくて、余裕で期待を超えてくる美味しさもちゃんと兼ね備えてました。
ごちそうさまでした。
帰りの電車はあっという間で、神奈川だからって適当な理由でサチモス聴いてた。幸モス。
三崎よいところでした。海は偉大。